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岡山県が実施している土木・建築事業(地すべり防止事業)
地すべり防止事業
◯事業概要
地すべり防止事業は、地すべりによる土砂災害から周辺に存在する人家、耕地、公共施設等を守ることを主たる目的としています。地すべりは様々な要因(地形、地質、降雨など)が組み合わさって発生するため、地すべり対策工の種類も多岐にわたっています。大きく分けると抑制工と抑止工に分けられ、抑制工は地すべりの元となる要因自身(地下水など)を低減あるいは除去するために排水ボーリング工などを実施し、抑止工は地すべりを杭やアンカーで防ぐことにより安定化を図っています。
イメージ図
- (資料提供;NPO法人 土砂災害防止広報センター)
被害状況
地すべり変状による家屋倒壊 地すべり変状による道路崩壊
対策工事
【抑制工】排水ボーリング工 【抑止工】アンカー工
◯期待される整備効果
- 地すべりとは、斜面の一部あるいは全部が地下水の影響と重力によってゆっくりと斜面下方に移動する現象のことをいいます。一般的に移動する土塊が大きいため、甚大な被害を及ぼします。また、一旦動き出すとこれを完全に停止させることは非常に困難となっています。
- 地すべり防止工事を行うことによって、この大きな土塊が移動する現象を抑えることができます。