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水島港・宇野港・岡山港で港湾BCP(事業継続計画)を策定しました!

印刷ページ表示 ページ番号:0508184 2017年3月15日更新港湾課

大規模災害が発生しても使える港であるために

 本県では、「国土強靭化基本法」に基づき平成28年2月に策定した「岡山県国土強靭化地域計画」の「個別施策分野の推進方針」の指標として、国際拠点港湾及び重要港湾の港湾BCP策定数を設定し、「水島港」、「宇野港」、「岡山港」の3港において、平成29年3月15日に、「南海トラフ巨大地震による地震・津波被害」を対象とする港湾BCPを策定しました。また、令和3年3月17日に、台風等に伴う高潮・高波・暴風被害を対象とした事前対処行動を追加改訂しました。

 港湾BCPとは、大規模災害が発生しても、当該港湾の重要機能が最低限維持できるよう、災害発生後に行う具体的な対応(対応計画)と、平時に行うマネジメント活動(マネジメント計画)等を示した文書のことで、港湾関係者の役割や連携、事前対策、訓練等について取りまとめたものです。

 港湾BCPの策定にあたっては、各港において港湾利用企業や港湾運送事業者、船舶代理店等の港湾関係者団体,建設業団体,国及び県、地元市の行政機関で構成する「港湾BCP協議会」を計画策定主体とし、その中で議論を重ねながら取りまとめました。

 今後も定期的な協議会開催や訓練実施を通じ、港湾関係者間でBCPの内容の共有や継続的に見直しを図り、実効性の高いものにすることにより、「大規模災害が発生しても使える港」を作っていきます。

港湾BCPの効果

発災後に港湾BCPに基づいた行動をとることで、港湾BCPが無い場合よりも港湾機能の維持、早期復旧を図ることができ、その結果、県民生活や産業への影響を少なくすることが期待できます。
港湾BCPの効果

岡山県の港湾BCPの構成

港湾BCPの構成

岡山県の港湾BCPにおける重要機能

県民生活や各産業への影響が大きく、被害を最小限に留める必要がある機能を「重要機能」として、各港湾に応じて設定しています。

[水島港] 緊急物資,燃料,コンテナ貨物,基幹産業貨物(鉄鋼,自動車等)
[宇野港] 緊急物資,フェリー輸送
[岡山港] 緊急物資,フェリー輸送

岡山県の港湾BCP