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子宮頸がんについて

印刷ページ表示 ページ番号:0614240 2024年4月1日更新疾病感染症対策課

子宮頸がんについて

(1)子宮頸がんとは

 子宮頸がんは女性の子宮の入り口付近にできるがんです。1           

 子宮頸がんはほとんど自覚症状がありませんが、進行すると次のような症状が現れます。

 ・性交渉のときに出血する。
 ・月経に関係のない出血がある。
 ・茶色のおりものが増える。
 ・下腹部や腰が痛む。

 早期に発見されれば子宮頸部円錐切除術などにより子宮の温存も可能ですが、その後の妊娠における流早産のリスクを高めるなど、将来の妊娠・出産に影響が出る可能性があります。
 また、より進行した場合は、広範囲な子宮摘出や放射線治療が必要となり、排尿障害、下肢のリンパ浮腫など様々な後遺症が生じることがあります。

 

(2)子宮頸がんの罹患率

 日本では毎年約1万人の女性が子宮頸がんにかかり、約3千人の方が亡くなっています
 30代後半から40代前半で発見される方が多いですが、最近は特に20代から30代で増加しています。
 子宮頸がんのために妊娠できなくなる20代・30代の女性が毎年約1,200人いると考えられています。

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(3)子宮頸がんの生存率

 子宮頸がんは早期に発見し治療すれば治癒率も高く、子宮を温存できる可能性もあります。

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(4)子宮頸がんの原因

 子宮頸がんのほとんどは、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染が1原因であることがわかっています。
 HPVは性交渉で感染するので、性交渉の経験のある女性は誰でもHPVに感染する危険性があるといえます。コンドームを用いても完全に感染を防ぐことはできないといわれています。
 HPVに感染しても、多くの場合は免疫などの働きによりウイルスは自然消滅しますが、感染が続いたり繰り返されると、前がん病変(がんになる手前の状態)になり、さらにその一部ががんになります。

 

 

(5)子宮頸がんの予防方法

 子宮頸がんを予防するには

  一次予防として「HPVワクチンの接種」

  二次予防として「子宮頸がん検診」

 があります。

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一次予防「HPVワクチンの接種」について
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二次予防「子宮頸がん検診」について
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