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【試験紹介】令和7年8月25日 夏秋雨除けトマトの秋季増収技術を検討しています
- 農業研究所高冷地研究室(真庭市蒜山)では夏秋雨除けトマトの安定生産技術の開発に取り組んでいます。
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県北部のトマト産地では、夏季高温時に発生する裂果を防ぐため裂果の少ない新品種の導入が進みつつありますが、秋季収量が少ないことが問題となっています。
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そこで、当研究室では裂果の少ない品種による秋季増収技術を確立するため、低段(低い位置)の着果制限と強勢効果をもつ台木利用の組合せによる増収効果を調査しています。
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写真は、裂果の少ない品種を用いて、通常3~4果着ける低段の果実を2つに摘果した様子です。今後、秋の収量と品質を調査していきます。
写真 摘果後のトマト(8月上旬頃)