ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ 組織で探す 環境文化部 環境保健センター 調査研究の概要

調査研究の概要

環境保健センターで実施する調査研究について

 当センターでは、県の環境保全及び保健衛生施策に係る試験検査や監視測定業務と密接に連携したテーマについて調査研究を行い、行政施策の推進に必要な情報と技術を提供しています。 

  • 県内の環境実態の把握、岡山県が実施している環境の改善などに必要なデータの収集・解析
  • 県内の感染症、食中毒などの発生状況の把握と予防対策を実施するための調査・研究
  • 環境調査、監視測定、食品衛生監視などの行政検査を円滑に進めるための研究開発
  • 魚のへい死、有害物質の流出事故、食品等への有毒物の混入、新たな感染症の発生などの危機管理に対応できる調査技術の開発と技術力の保持・向上

現在実施している調査研究

災害等の発生時における環境モニタリング手法に関する研究(令和元~3年度)(大気科)

  災害等の発生により化学物質VOC(揮発性有機化合物)が漏洩した場合、住民の安全・安心を確保するには、平常時の濃度に戻るまでの間、できるだけ多くの地点で大気環境モニタリングを行うことが必要です。        

  しかし、発災後は通常のサンプリング方法の機材や技術者等の確保が難しいことが予測されるため、専用の機材や技術を必要とせず、多種類の化学物質に対応する簡便なサンプリング方法によるモニタリング手法を構築することを目標としています。

 

あ

※VOCとは

揮発性を有し、大気中で気体状となる有機化合物の総称であり、トルエン、キシレン、ベンゼンなど多種多様な物質が含まれます。

農薬類の河川生態系への影響調査と一斉分析法に関する研究(令和元~3年度)(水質科)

 魚へい死等の水質汚濁事象の分析効率と原因究明率の向上を図るため、現在までに構築した農薬類の一斉分析法を改良し、より多くの農薬類を効率的に迅速に分析できる体制を強化します。このため、農薬類の分析法を検討するとともに、より多くの農薬類をモニタリングできる分析体制を構築し、河川における農薬類濃度を測定します。また、環境リスク初期評価として、検出された農薬類濃度と生物への急性毒性値とを比較し、何らかの影響を及ぼす可能性のある農薬類を抽出します。あわせて、農林水産総合センターと協調し、農薬類の河川生態系への影響の有無を評価します。

k

児島湖の汚濁負荷に関する調査研究(令和元~3年度)(水質科)

 児島湖に流入する河川のうち、倉敷川においては水質の改善が低調であることから、倉敷川流域における汚濁負荷量の状況を詳細に調査し、倉敷川中・下流域における支流等の水質、周辺の土地利用状況等から発生源ごとの影響を評価します。

 また、水生植物は水質浄化の効果が期待されるところ、児島湖での水生植物による水質及び生物相への影響の評価は未だ実施されていないことから、これに必要な基礎的データを収集します。

児島湖       

※流出水対策地区とは

農地や市街地などから流れ出る水の水質を改善させるための取組を行う地区のことです。農地への対策としては肥料の量を作物の生長に影響のない範囲で減らすなど田畑から流れる水の水質をよりきれいにする取組を行っています。

                          

                                     

                                     

人形峠周辺の環境放射線等測定に係る補完調査(平成30~令和2年度)(放射能科)

 岡山県では、国立研究開発法人日本原子力研究開発機構人形峠環境技術センター(以下「人形峠センター」という。)周辺において環境放射線等の監視測定を昭和54年度から継続して行っています。

 監視測定対象項目の野菜や米に含まれる放射性核種(ウラン238,ラジウム226)及びふっ素濃度は、人形峠センター周辺では十分なデータの蓄積がありますが、これらを他地域のデータ等と比較して評価を行う場合、過去に報告されている文献が少ない状況です。

 そこで、人形峠センター周辺における環境放射線等の測定結果を評価する上で参考となるデータの蓄積のため、県内で栽培されている野菜や米を対象として放射性物質濃度等のレベルを把握します。

klkk

感染症及び食中毒起因菌の汚染実態に関する研究(令和元~3年度)(細菌科)

 レジオネラ、腸管出血性大腸菌О157 等の感染症起因菌は、時に人に重篤な症状を引き起こします。そこで、感染源となる環境、食品等の汚染状況や流行株の汚染実態を把握することを目的とします。

l

ウイルス・リケッチア感染症の包括的流行疫学に関する研究(令和元~3年度)(ウイルス科)

 ウイルス等の感染症患者の周囲には、多数の軽症者や、不顕性感染者の存在、又は媒介動物等の介在が知られており、感染症の発生や流行拡大に関わる重要な要素と考えられています。そこで、地域における病原体の分布を明らかにし、感染症流行の拡大防止や発生自体の抑制につなげます。

d

畜産物に含まれる抗菌性物質等の分析技術の開発に関する研究(令和元~3年度)(衛生化学科)

 畜産物中に抗菌性物質等が残留基準を超過して残留する事例が全国で発生していることから、県民の食の安全を確保するため、畜産物中の抗菌性物質等に係る理化学的な同定及び定量に関する技術の開発に取り組んでいます。

h

※過去の調査研究については、「環境保健センター年報」を御覧ください。


トップページ 組織で探す 環境文化部 環境保健センター 調査研究の概要