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りんどう

印刷ページ表示 ページ番号:0027345 2023年3月2日更新美作広域農業普及指導センター

りんどう

 りんどうは、リンドウ科の多年草で、6月下旬から11月にかけて開花します。
 主流は青色ですが、ピンクや白、青と白の複色のものなど品種も増えてきており、仏花だけでなく、フラワーアレンジメントなどでも使われるようになってきています。
 鏡野町奥津地域は、昭和46年から栽培が始まった歴史ある産地で、今では周辺の同町上斎原・富地区、津山市でも栽培され、津山地域を代表する花となっています。

りんどう栽培の概要

りんどうの出荷は品種を組み合わせることで、6月下旬から11月になります。
作型

栽培の様子

1年目の栽培の様子

苗の写真
小さい苗を定植(5月下旬)

りんどう2条植えの写真
定植直後の苗

8月下旬
8月下旬には草丈が40cm程度に成長

枯れ
11月には地上部は枯れ、冬支度

2年目の栽培の様子

4月の萌芽
4月上旬に萌芽が始まる

蜂ネット
6月中旬には草丈が1m近くになる

蜂ネット
ハチによる被害防止のためネットで被う

開花
収穫間近のりんどうの様子

経営の概要(10a当たり)

粗収入 176万円

 植付本数:8,000本

 収穫量:32,000本

 単価:55円

経費 104万円

 種苗費:12万円(5年償却)

 農薬・肥料:12万円

 出荷経費等:54万円(送料、箱代、手数料等)

 その他:26万円(減価償却等)

所得 72万円

 粗収入:176万円

 経費:104万円

初年度に必要な苗、資材一覧

  •  苗 73円×8,000本 ・・・58万円

資材

  •  白黒ダブルマルチ
  •  不織布
  •  トンネル支柱、
  •  アーチパイプ
  •  支柱
  •  直管パイプ
  •  フラワーネット、
  •  エスター線
  •  結束バンド
  •  取付金具
  •  マルチ押さえ
  •  防草シート等       ・・・89万円

栽培に向いている場所

  •  夏期冷涼で風通しが良いほ場
  •  夏場のかん水が十分にできるほ場
  •  強風の当らないほ場
  •  りんどうを栽培したことのないほ場
  •  前年まで水稲を作付けしていた水田