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りんどう
りんどう
りんどうは、リンドウ科の多年草で、6月下旬から11月にかけて開花します。
主流は青色ですが、ピンクや白、青と白の複色のものなど品種も増えてきており、仏花だけでなく、フラワーアレンジメントなどでも使われるようになってきています。
鏡野町奥津地域は、昭和46年から栽培が始まった歴史ある産地で、今では周辺の同町上斎原・富地区、津山市でも栽培され、津山地域を代表する花となっています。
りんどう栽培の概要
りんどうの出荷は品種を組み合わせることで、6月下旬から11月になります。
栽培の様子
1年目の栽培の様子
小さい苗を定植(5月下旬)
定植直後の苗
8月下旬には草丈が40cm程度に成長
11月には地上部は枯れ、冬支度
2年目の栽培の様子
4月上旬に萌芽が始まる
6月中旬には草丈が1m近くになる
ハチによる被害防止のためネットで被う
収穫間近のりんどうの様子
経営の概要(10a当たり)
粗収入 176万円
植付本数:8,000本
収穫量:32,000本
単価:55円
経費 104万円
種苗費:12万円(5年償却)
農薬・肥料:12万円
出荷経費等:54万円(送料、箱代、手数料等)
その他:26万円(減価償却等)
所得 72万円
粗収入:176万円
経費:104万円
初年度に必要な苗、資材一覧
苗
- 苗 73円×8,000本 ・・・58万円
資材
- 白黒ダブルマルチ
- 不織布
- トンネル支柱、
- アーチパイプ
- 支柱
- 直管パイプ
- フラワーネット、
- エスター線
- 結束バンド
- 取付金具
- マルチ押さえ
- 防草シート等 ・・・89万円
栽培に向いている場所
- 夏期冷涼で風通しが良いほ場
- 夏場のかん水が十分にできるほ場
- 強風の当らないほ場
- りんどうを栽培したことのないほ場
- 前年まで水稲を作付けしていた水田