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気づいたことからはじめよう!(ハンセン病問題)

印刷ページ表示 ページ番号:0657804 2024年4月2日更新人権・男女共同参画課

ハンセン病ってどんな病気?

 孫:「おばあちゃん、今日ね、学校のみんなで瀬戸内市の長島へ行ったんだよ。」
祖母:「ハンセン病がうつるんじゃないの?」
 孫:「それは違うよ。長島にいる人たちはもう治ってるし、元々、ハンセン病ってほとんどうつらないんだよ。」

                    祖母と孫

 ハンセン病は、らい菌という病原性の極めて弱い細菌による感染症で、感染しても発病することはまれで、現在では、適切な治療により障害を残すことなく治ります。
 岡山県には、瀬戸内市の長島に「長島愛生園」と「邑久光明園」の2つの国立療養所があります。
 入所している方々は、ハンセン病は治っていますが、高齢であること、失明や手足の変形などの後遺症を有していること、長期間社会から隔離された生活を送ってきたことに加え、今もなお社会に根強く残っている偏見や差別意識などから、療養所を出て生活することが難しい状況にあります。
 ハンセン病問題に関心を持ち続けて、差別や偏見をなくしていきましょう。

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