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テーマ展「弘法寺 踟供養面」
平安時代に比叡山横川で恵心僧都源信(えしんそうずげんしん)が始めたとされる迎講(むかえこう)は、極楽浄土から阿弥陀如来が亡くなる人を迎えに来る様子を再現したものです。これは、死後に苦しみの多い六道輪廻から抜け出して極楽浄土へ往生(おうじょう)することを願う人々の心を引きつけ、やがて全国に広がりました。
この迎講を行ってきた寺院のひとつが、瀬戸内市牛窓町の弘法寺です。弘法寺において、迎講は「踟供養」という名で呼ばれます。面と装束によって菩薩たちに扮した人々が、極楽浄土に見立てた場所から練り歩き、この世を去る人物を表した小像を金蓮華に乗せ、迎えに来た阿弥陀如来の元へと連れ帰ります。この踟供養は鎌倉時代に始まったとも言われ、昭和42年(1967)の火災をきっかけに中断されるまで続けられました。その後、平成9年(1997)に再開され、現在も毎年5月5日に行われています。
本展では、弘法寺に伝わる踟供養面を中心に、浄土信仰に関わる美術をご紹介します。
会期
令和8年4月24日(金曜日)~6月7日(日曜日)
開館時間
午前9時~午後6時
休館日
4月27日(月曜日)
5月7日(木曜日)、11日(月曜日)、18日(月曜日)、25日(月曜日)
6月1日(月曜日)
5月7日(木曜日)、11日(月曜日)、18日(月曜日)、25日(月曜日)
6月1日(月曜日)
入館料
大人260円、65歳以上130円、高校生以下無料
会場
岡山県立博物館 2階展示室
主な展示資料

岡山県指定重要文化財 行道面(10面のうち1面) 弘法寺蔵(東寿院管理)
重要文化財 阿弥陀二十五菩薩来迎図 遍明院蔵(会期中展示替えあり)
関連行事
○学芸員による展示解説
日時:5月 2日(土曜日)
5月16日(土曜日)
5月30日(土曜日)
各日午後2時~3時開催
会場:岡山県立博物館 2階展示室
その他:事前申込不要
