平成27年(2015年)岡山県産業連関表を作成しました
このたび、経済構造の分析等の基礎資料となる平成27年岡山県産業連関表を作成しました。昭和55年から概ね5年ごとに作成しており、今回は、令和元年6月に総務省が公表した国の平成27年産業連関表を受けて作成したものです。
作成目的
産業連関表とは、1年間における岡山県内の生産物の産業間取引(財・サービスの流れ)をまとめたもので、経済構造の分析や経済波及効果の測定のための基礎資料とすることを目的としています。
・経済構造の分析:生産物の費用構成や販売先を知ることができます。
・経済波及効果の測定:産業連関表から算出された係数を利用し、新たな需要が生じた場合の経済効果を試算することができます。
平成27年岡山県産業連関表からみた県経済の概要
1 県内生産額:17兆3,312億円(前回(平成23年(2011年)) 16兆9,107億円、 2.5%増)
2 中間投入額: 8兆9,693億円(前回 9兆7,147億円、7.7%減) ※中間投入額:原材料、燃料等の購入費用
3 粗付加価値額: 8兆3,619億円(前回 7兆1,959億円、 16.2%増) ※粗付加価値額:雇用者所得、営業余剰等
4 県際収支: 7,210億円の移輸出超過(前回 3,306億円、118.1%増) (移輸出額:7兆4,023億円、移輸入額:6兆6,813億円)
5 生産波及効果: 1.332倍(前回 1.318倍、0.014ポイント増)
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