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緊急情報第2号:水稲の高温障害対策と病害虫防除の徹底について(令和6年7月9日発表)
6月中旬以降、高温が続いており、「中国地方の1ヶ月予報」(広島地方気象台:7月3日発表)でも向こう1ヶ月の平均気温が高い確率80%、降水量は少ない確率50%で、今後の気温も高いことが予想されています。早生品種はこれまでの高温により、平年より早く幼穂形成期になり、中生・晩生品種は分げつ期となっており、概ね順調に生育しています。
登熟期間の高温は、高温障害による白未熟粒多発の原因となります。さらに、高温により緩効性肥料の窒素成分の溶出が早まると、登熟期間に窒素不足となり高温障害を助長することがあります。
今後の気象情報等に十分留意するとともに、高温障害を回避するための技術対策の徹底をお願いします。
また、斑点米カメムシは多発生が予想され、特に、不稔を発生させるイネカメムシは、出穂期直後が防除時期となるため、今年の出穂状況をよく確認し、地域の状況及び主要発生種に応じ適切な防除の徹底をお願いします。
登熟期間の高温は、高温障害による白未熟粒多発の原因となります。さらに、高温により緩効性肥料の窒素成分の溶出が早まると、登熟期間に窒素不足となり高温障害を助長することがあります。
今後の気象情報等に十分留意するとともに、高温障害を回避するための技術対策の徹底をお願いします。
また、斑点米カメムシは多発生が予想され、特に、不稔を発生させるイネカメムシは、出穂期直後が防除時期となるため、今年の出穂状況をよく確認し、地域の状況及び主要発生種に応じ適切な防除の徹底をお願いします。